英国の議会では「英空軍もISISの拠点を空爆すべきだ」と要求する声が
強まっている。ロシアが、シリアとイラクを席巻していたISISを退治する
と、シリアとイラクに対する影響力を米英仏から奪う結果になる。英国が中東
での利権をロシアに奪われないようにするには、ロシアが進めているISIS
退治に参加するしかない。英国は従来、ISISを潰すふりをして強化する米
国の策に協力し、米国と歩調を合わせてロシアを敵視してきた。それが突如、
ロシアと一緒にISISを空爆しようという話になっている。露軍のシリア進
出が地政学的な大転換であることが見てとれる。 http://www.rt.com/uk/317681-syria-bombing-hammond-support/
Support growing in Parliament for bombing ISIS in Syria, says UK FM
米国とカナダは、空軍について、自国上空の防衛を担当する司令部(NORAD)
を1950年代から統合して運営しているが、地上軍や海軍は別々に運営して
きた。今回、米加は、海外派兵する際の部隊の統合を検討し、最終的に軍隊
全体の統合にまでつなげていく構想も米加で共有していることが、カナダ軍が
CBCにリークした文書で明らかになった。カナダ軍より米軍の方がはるかに
規模が大きいので、統合はカナダ軍が米軍の傘下に入ることを意味している。 http://www.wsws.org/en/articles/2015/10/02/usca-o02.html
Canada's top general discussed fully integrating its armed forces with US military