痴呆老人の戯言（岩下俊三のブログ） - 七転八起Shichitenhakki

2017/10/16 (Mon) 22:44:07

http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/archives/5280869.html





１００％ありえない話として民進党再生があるけれど、結局泥船民進党は沈没するべくして沈没したに過ぎず「民主党」再生の方がまだ本筋に近いであろう。

だって

排除者救済のために枝野が差しのべた蜘蛛の糸が小池の切った蜘蛛の糸より確かな「民主党」の残滓が残っているからである。

したがって

急ごしらえのため多くの立候補者こそ擁立できなかったものの、「希望の党」に失望した一定の「知性のようなもの」が大量に「立憲民主党」に押し寄せてきそうな勢いである。

ただ

内閣支持率は低迷したままでも野党分裂や民進党自爆の思わぬ福音で自民大勝利の選挙となってしまいそうだが、いまだに決めかねている「浮遊層？」が議席にならなくても「反知性」を拒否するという意思表示のためだけに自民ナンミョウ以外ならだれでもいいから投票する有権者が増えることを期待するしかない。

かねてより

僕が自分を含めて日本国民を「愚民」呼ばわりしているのであるが、実はそれはいうまでもなく、国民全体ではなく間接的に現政権の何でもアリを容認している棄権者のことを指しているのだ。

もとより

政界八百長与野党対決と言ってしまえばそれまでだが、たとえ政治家という人種がそうであったにしても政治に飽きたり政治に倦んだり政治に無関心である一部の国民（棄権者）が与党の勝手を結果的に赦し、野党再編をしづらくさせているのであるから、逆に言えば有権者の多くが投票さえすれば真の民意が政治に反映させられるのである。

なぜなら

あらゆる調査に於いて安倍反知性内閣は支持より不支持の方が上回っているからなのだ。

にもかかわらず

本来の「民意」は野党にあるはずだが選挙の結果予想は自民対独でも３００議席を超える「楽勝」となっている。

したがって

この逆転現象は心理的に「政治的」無関心層をさらに増やしてしまう傾向にあるのだ。

それでも

デンデン総理やミゾウユウ副総理を支持している頑固な非知性層や、宗教・思想の凝り固まった層は同じようにいつの世にも一定程度いるのであって、それは仕方のないことであるが、それを除いた「浮遊層（支持政党なし）」が圧倒的多数を占めておりこれを人によっては「風」とよんでおり、これが奮起しない限り日本の未来は絶望的ともいえる。

だから

このふわっとした気まぐれな層を取り込み一気に政権交代に持ち込めるはずであった緑のタヌキのもくろみが見事に外れ、この混乱の中で突然うまれた「立憲民主」の盛り上がりは尋常ではないがいかんせんたとえ成果を上げたにしても自分の選挙区に候補者がいない選挙区もおおい。

したがって

今回の選挙の関心は強行採決なんでもありの議席多数を放置するか否かではなく、自民ナンミョウ以外の「その他」にきちんと投票権を行使することでしか我々国民の意思表示はできないということである。

それでも

棄権したいというのなら安倍真理教に貢献したいのであろうから別に勝手にすればいい。

しかし

給与や年金は下がることはあっても上がることはなく、上がるのは物価と株価「だけ」が今後も続くこと覚悟のうえでそうしているのだということを「しっかり」覚えていてほしいものである。