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大将がこける時(中) <本澤二郎の「日本の風景」(3013) - 七転八起Shichitenhakki

2018/06/23 (Sat) 16:57:21


http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52216311.html




<信濃町・太田ショウコウの反乱>

 信濃町の池田大作氏が、現場から姿を消してから、どれくらいの時間が経ったのであろうか。多くの人たちは知らない。「どうでもよいことだ」と決めつける市民がいるとすれば、それは大きな間違いである。信濃町が安倍内閣との連立から離脱すると、即内閣は崩壊する。安倍支持を辞めても政変へと発展する。信濃町の動向が、日本政治の中身・行方を決定づけることに気付かない新聞テレビの日本というのも不思議である。案の定、池田氏が雲隠れした途端、信濃町でクーデターが発生した。首謀者は太田ショウコウである。5年前の安倍首相誕生を機に、太田は安倍に食らいついて、権力をタテにして反乱を成功させた。信濃町激変は5年前からである。平和の党は360度変わったことに、信者や国民も気付いてきた。公明党支持率2・4%だ。どうなる信濃町?




<戦争遺児の怒りの告発は2013年暮れ>

 先般、元創価学会幹部で池田側近に声をかけたことがある。「いまの太田をどう評価しますか」という問いかけに、彼は「太田ショウコウですか」と応じてきた。ショウコウという発音は、オウムの麻原彰晃を揶揄したものであろう。池田側近の評価は著しく低い。ことによると、敵対関係にあるのかもしれない。

 なぜ太田のことを聞いたかというと、2014年4月28日に木更津市の君津中央病院で、突発性の大動脈りゅう破裂で即死した美人栄養士のK・T子さんが、特定秘密保護法という言論の自由封じのための憲法違反の悪法を強行した2013年暮れに「太田は裏切り者だ」と断罪して、逝ってしまったからである。彼女は戦争遺児で、父親の顔を知らないで育った。

 戦争遺児の平和主義は本物であって、池田理念と合致していた。それでいて、太田が国交大臣として、極右内閣が主導する特定秘密保護法に率先して協力・強行したことに対して「おかしい」「太田は間違っている。池田先生は決して太田を許すことはしない」と喝破していたのである。

 この時、彼女の一撃がいかに大きかったか、当時の門外漢には認識できなかった。その後の戦争法と共謀罪という一連の戦争法制の潮流を眺めると、彼女の怒りの告発が尋常でなかったことが理解できる。太田のクーデターを、いち早く見抜いた戦争遺児のK・T子さんに脱帽するほかない。信濃町の中にも仲間が増えてきているようだ。
 
 上の命令に100%従う体質の創価学会で、彼女の正論に驚いてしまい、これが今も耳にこびりついて離れない政治評論家なのだ。何かの因縁なのかもしれない。そうしたことから元池田側近にも、太田への反応を試みたものだった。「太田ショウコウ」という表現方法に、瞬間、ピンときてしまった。第三者・門外漢にはわからないかもしれない。

 以前、別の学会筋から「太田は池田後継を狙っていた。太田の野望に気付いた池田さんは、太田を公明党へと引き離した。側近幹部らには、太田を警戒せよ、と警鐘を鳴らしていた」と聞いていた。これも事実かもしれない。

 池田の不安は、彼が体調を崩した後に的中してしまった。公明党は大変身、極右政権の支え役の地位を占めて、今日を迎えている。いまやくざ利権のカジノ法案を強行しようとしている。権力にぶら下がった太田を排除する力を失ってしまった中で、一人立ち上がったのが、木更津市の戦争遺児だった。戦争遺児は、まさに創価学会のジャンヌダルクであろう。


<地獄からの叫びが信濃町へ>

 富津出身のやくざ浜名にレイプされ、殺害されていなければ、彼女は池田親衛隊の第一人者となって、それこそ平和への勇気をみなぎらせて、信濃町に乗り込んでいたかもしれない。多くの人々の人生は、筆者もそうだが、不運の連続だが、たとえそうであれ、やくざにレイプされ、性奴隷として、生きるしかばねを強いられ、そこから逃げ出そうとして殺害されるという大不運は、この日本でK・T子ただ一人かもしれない。

 いまだに、特定されている犯人やくざは、JR岩根駅近くで、介護施設を開設しているのだから、殺害された被害者は地獄に突き落とされたままである。
 彼女の遺言となった「太田の裏切り」を伝えなければならなくなった政治評論家も、これまた運命の知らしめるところかもしれない。幸い、それを伝える手段として、一本のペンがある。こうして機会があれば、池田氏の無念を、彼女の口から、全国へと発信することが出来る。池田不在の信濃町は存在しないため、池田親衛隊への呼びかけ効果は、決して小さくない。
 それこそ、やくざ浜名と太田を地獄に追い込むまで続けなければなるまい。

 やくざに強姦、水商売を強いられることは、女性の人権がほぼ完璧に奪われたことになる。レイプ・性奴隷犯人は極刑が正当だろう。実際には、さらなるドーカツ殺人が加わるわけだから、富津市生まれの浜名の重罪は、言葉や刑罰では表現できない。

 悲しくも残念なことは、公明党創価学会のこの事件に対する冷たすぎる対応である。安倍晋三に見習ってか、事件を鉄板で蓋をかけようとしている。人間の命にまともに向き合おうとしない。「死んでしまったのだから、そっとしてやるのが創価学会の信仰」といわぬばかりなのだ。これでは殺人病院と変わりないのだが、要は死んだ人間は利用価値はない、と思い込んでしまう会員組織が、なんともわびしくも嘆かわしい。
 現生利益の宗教は、みなこの程度なのだろうか。

 すべての会員信者がそうとも思えない。戦争遺児の叫びに呼応する動きが徐々に拡大、太田への抵抗を強めている。それはいまカジノ法案を強行しようとしている、太田の後継者・石田国交相と山口公明党代表にも向けられている。公明党支持率2・4%がその証拠である。


<無念過ぎるやくざ浜名の強姦・性奴隷・脅迫殺人>

 横路に入るが、やくざが跋扈する日本でのやくざ事件は無数に存在するが、目の前で体験したのは、今回が初めてだ。既に4年が経って、改めて「木更津レイプ殺人事件」の大きさと信濃町への衝撃に圧倒される。というのも、入れ墨やくざは強姦を本業としているならず者だが、これまで強姦事件で極刑にされたやくざは、ネットで調べても一人もいない。

 報道されるやくざ事件の多くは、やくざ・暴力団同士の抗争事件である。そして多くは脅迫・暴行のたぐいで、女性をレイプした極悪非道な事件として報じられない。

 沖縄では、元米海兵隊員が女性をレイプして、直後に殺してしまったという悪質な事件が起きているが、やくざは殺害しないで、性奴隷にして、繁華街に押し込んで、風俗・性ビジネスで働かせて、暴利を手にしている。その点からしても「木更津レイプ殺人事件」は、異常な極悪非道な事件であるが、それも同じ信仰仲間という秘密のカーテンの内側世界で起きている。

 それが原因だと思えないが、彼女は特定秘密保護法が強行された時点で、すなわち浜名に殺害される直前に「太田裏切り」を断罪してみせた。その平和主義と正義と勇気に、真面目な信者は感謝せねばなるまい。彼女の同志が、いま信濃町に押し寄せている、と信じたい。
 太田クーデターへの反発が、信濃町を揺るがせているのである。池田氏健在であれば、クーデターが成功することはなかった。


<被害者のAU携帯通話記録が決定的証拠>

 「木更津レイプ殺人事件」に関しての決定的証拠は、浜名が被害者に対してドーカツしていたのは、AU携帯電話に記録されている。K・T子さんのAU携帯090-4459-1637の通話記録に犯人の記録がたくさん残っている。
 これを洗うと、犯人の強姦から性奴隷まで、すべての時間、時期を立証できるだろう。既に警察は、その証拠固めを行っているはずである。浜名はまな板の鯉でしかない。


<ショウコウ裏切りで360度の大変身>

 結局のところ、現場から姿を消してしまった信濃町のカリスマ宗教指導者をよいことに、太田クーデターは難なく成功してしまった。その結果、それまでの「大衆の味方」「中道政治」という池田路線が、消滅してしまったのである。

 安倍・日本会議に合流して、平静を装って、やり過ごしてきた信濃町であった。そこを戦争遺児が、いち早く太田の裏切りを指摘して、それが今日、大きなうねりとなって、信濃町の中枢を揺さぶっている。
 信濃町から、池田路線の姿かたちが無くなってしまったのだから、いわば当然の成り行きである。政策転換は160度どころか、360度も変わってしまったことになる。

 安倍・日本会議の骨格は、明治の三大要素への回帰である。それは国家神道・教育勅語・大日本帝国憲法である。民主主義さえも否定しかねない半封建制の日本への回帰なのだ。安倍が改憲に執着、それを口実に三選しようとしている現在だ。


<戦争党になった公明党創価学会>

 国際的な平和学者は「今の公明党は戦争党に変質した」と喝破したが、それは太田主導の公明党が、安倍路線をそっくり受け入れて、特定秘密から戦争法、ついで共謀罪を次々と強行してしまったことに対しての、率直な評価だから、まさに戦争党そのものである。

 戦争遺児は、特定秘密保護法の場面で、太田クーデターを確認したのだが、戦争法の場面では、進歩的な学会員が抵抗を開始している。党本部を飛び出して抵抗するエリートもいる。


<2・4%政党に落ち込んだ山口・公明党>

 最近のNHKの世論調査で、仰天するような公明支持率が飛び出した。なんと支持率2・4%である。
 日本の新聞テレビは、安倍本人の支持率を調べない。もしも、安倍本人に絞って、国民の評価をさせると、恐らく2・4%くらいであろう。すなわち、100人のなかで、わずか2・4人しか支持していないことになる。いまの山口・公明党の支持率2・4%は、池田路線を放棄して、戦争党に変質した結果といえる。

 それでいて、やくざ利権のカジノ法案に石田国交相を先頭に、これを強行しようとしている。太田クーデターで押し切れるか。内部分裂か、崩壊消滅の危機到来の信濃町ということになろう。


<千葉県警・木更津署の番>

 戦争遺児のレイプ殺人事件は、千葉県警・木更津署が捜査している。AU携帯の通話記録を精査すれば、浜名の逃亡は不可能だ。
 
 共犯・協力者も二人特定できている。ヘルパーと大工である。口裏合わせを突き崩すことは、そう困難なことではない。創価学会員の中には、良心的な婦人も少なくない。壁はそんなに厚くはない。池田信者が覚醒すれば、事件も容易に解決するだろうし、信濃町が裏切り者を成敗することになれば、事態は進展することになろう。


<政局を左右する信濃町>

 戦争党を由とする会員はゼロに近いのだから。高齢の池田氏の復活は想定できないが、政局を左右する池田路線の復活は時間の問題であろう。さもなくば、公明党は崩壊するしかないのだから。

 ともあれ、大将がこけると、分裂と内紛は必ず起こりうるものである。国民の多くは、池田路線復活に期待している。池田親衛隊の動向が注目を集める所以であろう。それは戦争遺児の地獄からの叫びを実現する信濃町である。日本国憲法の立場でもある。その行方を隣国の研究者も注視している!


2018年6月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

Re: 大将がこける時(中) <本澤二郎の「日本の風景」(3013) - チンタロウ

2018/06/23 (Sat) 18:48:18

ソンテチャクは一体生きてるのか、死んでるのか杳として
行方はしれない。

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