国連でキューバを批判する集会、米が一転やり玉に （TBS ニュース） - 七転八起Shichitenhakki

2018/10/17 (Wed) 12:02:35

http://ur0.link/MCQj





※転載元動画あり



　国連で前代未聞の事態です。アメリカがキューバでの人権侵害を訴えるために開いた集会が、一転し、アメリカを批判する怒号が飛び交いました。

　「キューバへの経済封鎖をやめろ！」



　「今、国連の中で異常事態が起きています。アメリカ政府によるキューバ批判のイベントでしたが、アメリカに対する抗議の声で、議事が進行できないという事態になっています」（宮本晴代記者）



　１６日、アメリカ政府は、キューバでの政治犯収容などを問題視し、人権侵害を訴える集会を初めて国連で開きましたが、議場はアメリカへの批判に包まれました。関係者によりますと、アメリカは、国連加盟１９３か国に案内を出しましたが、代表団の参加は５か国のみ。それも、ボリビアやベネズエラなど、アメリカに批判的な中南米の国々で、キューバの代表団と一緒に抗議を繰り広げました。



　「今、ひときわ大きな声で、抗議の声を上げているのが、キューバの国連大使の女性です」（宮本晴代記者）



　「アメリカこそ、人権を語る品位に欠ける。国際的な人権規約を尊重していない」（キューバ ロドリゲス・カメホ国連大使）



　トランプ政権は、キューバへの経済制裁を強化し、両国関係は悪化。トランプ政権としては国連の場を利用して制裁の正当性を訴える狙いでしたが、支持を得るどころか、求心力の低下と孤立ぶりを露呈しました。