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岸田政権は「何もかも読み違えた」「国会も民意も見ていない」 小説家・高村薫が苦言〈AER - 七転八起Shichitenhakki

2022/09/25 (Sun) 14:48:10

岸田政権は「何もかも読み違えた」「国会も民意も見ていない」 小説家・高村薫が苦言〈AERA〉AERA dot. (アエラドット)
https://dot.asahi.com/aera/2022092300019.html?page=1





 国民に違和感が残ったまま安倍晋三元首相の国葬が行われる。小説家・高村薫さんの目に今回の国葬はどう映るのか。AERA 2022年9月26日号の記事を紹介する。


*  *  *


 岸田文雄首相はほんとうに目の前しか見えない人で、当面の政局や、自身の政治的な下心で動いているのが手に取るように分かります。国民なんて最初から眼中にない。安倍晋三元首相が亡くなってすぐに首相の頭に浮かんだのは、これをどう政治的に利用するか、ということだったと思います。

 一つは安倍派の保守勢力をどう取り込むか。もう一つは国葬で可能になる弔問外交。これも政権浮揚につながると考えたでしょう。内閣法制局の見解を聞き、閣議決定で事足りる、と解釈した岸田さんは「国葬でいける」と即決したのだと思います。

 しかし、直前まで財務省による文書改ざん問題で自殺に追い込まれた赤木俊夫さんの妻雅子さんが訴えた裁判が続いていましたし、モリカケ・桜をめぐる問題も片付いていない。いずれもまだ国民の記憶に生々しく残っています。そんななか、吉田茂元首相以来の国葬となると、ごく自然な国民感情として「何それ?」となります。「そんなに偉い人だった?」という素朴な違和感がぬぐえない。

 安倍さんの銃撃事件は日本の政治史に残る大きな出来事で、直後はみんなショック状態でした。死者にムチ打つのは憚られますし、過去は水に流して、という心情に傾いた人もいたでしょう。都内の寺院での安倍さんの家族葬はものすごい人出になりました。しかしあれは安倍さんの死を悼むというより、歴史的な出来事の目撃者になりたい、という大衆心理が働いたのだと思います。

 それを岸田政権は、「安倍人気はすごい」と勘違いし、国葬を行えばみんな受け入れると簡単に考えたのでしょうが、何もかも少しずつ読み間違えています。税金を使う国葬は本来、国会の議論を経ないと決められないはずです。国会の承認がいらない予備費から支出するのは、筋違いなのです。つまり、国会も見ていない。民意も見ていない。岸田政権は思いのほか、ずれている。というか、思いのほか、ひどい。

■原理原則おろそかに

 いろんな方面からつまみ食いで話を聞いて、アドバルーンを上げるんだけれども、いかんせんその先がない。現に「新しい資本主義」も、いまだに中身が見えません。エネルギー価格の高騰を受けて突如言い出した原発回帰も、現実にはあり得ない話です。原発の新増設や建て替えで国論を二分しているひまがあったら、いまはまだ旧電力が握っている発電と送電を完全別会社にして、託送料金をなくしてコストを下げるのが先です。ところが、これには経済産業省と旧電力の既得権益があって手をつけられない。一から十までそういう感じで、非公開の場で国の大事な方針を決め、その失敗のツケを払うのは国民です。

 政治家も私たち有権者も、最低限守らないといけない原理原則をおろそかにするからこうなるのだと思います。法律に書いていないことをやっちゃダメです。国葬の費用を予備費から支出するなんてことは本来あってはならない。そういうことを言い出す政治家もひどけれど、それを座視している有権者も有権者です。原理原則を大事にしていたら旧統一教会と政治家の癒着なんて起こらなかったはずです。

 安倍さんの銃撃事件は、元首相が過激なテロの犠牲になるという、かなり特異な事件でしたけれども、新興宗教の被害者、宗教2世と言われる存在はたくさんおられるわけで、問題の根っこは日本中にある。この事件を機に、世の中には社会の表の目に見えない不幸を背負う人たちがいっぱいいる、私たちが生きているのはそういう社会なのだということを、あらためて思い起こさせられました。

 旧統一教会をめぐっては、日本の政治家は本当に国益を考えているのだろうか、と思うことしきりです。日本人信者は韓国で活動する旧統一教会と関連団体の経済的基盤を支える役割を課されてきました。そうした団体と、自分の選挙のために結びつく政治家の神経がわからない。旧統一教会は反共であると同時に、戦前の日本の植民地支配を理由に日本人を搾取してきた団体です。そういう教会と関係の深かった政治家を国葬にするというのは、自民党右派の人たちが嫌う自虐史観ではないのでしょうか。

 この国葬はあくまで自民党のコップの中の話ですが、有権者の半数以上が反対しているなかで強行されるのは、一日本人としてほんとうに残念なことです。

(構成/編集部・渡辺豪)

※AERA 2022年9月26日号


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