デモ・抗議開催情報まとめ(反戦・反新自由主義)

“ 政治に無関心な国民が、国民に無関心な政治を生す ” 

山本太郎は命懸け!!  山本太郎を守って下さい!!

日本も不正選挙疑惑が! 民間の選挙屋「ムサシ」を排除せよ!!

ryuubufanのジオログ  Message To The World



スキップ▼


   れいわ新選組

   資本主義の断末魔
▼スキップ
出る杭の世直し白書

「なんでも官邸団」に成り下がった政財官を斬る!


日本人よ! 打たれても出る杭になれ!

分断と凋落の日本  古賀 茂明

「七転八起のブログの力!」は、世の現状を憂うるブロガー様の
言論力をお借りして、より良い日本づくりの実現を訴える掲示板です。

七転八起のブログの力!

10912001

小 沢 革 命

国民主権!!
日本の政治を根底から叩き直す!!
正義を貫く!!



主権者国民連合

           基本政策
1.「シロアリ退治なき消費増税」の白紙撤回
2.TPPへの不参加
3.国民の同意なき原発再稼働阻止


“ 小沢一郎政権を断固樹立!! ”



七転八起のブログの力! ブログ25 選 plus 2
(クリックするとジャンプします。 順不同敬称略)



*これは我々の独自な選定です。
尚、追加や変更もあります。  



まだ続いていた東京五輪…相手は「カキ」東京都が億単位のカネを投じ…「負の遺産」(東京 - 七転八起 Shichitenhakki

2024/04/15 (Mon) 11:23:21

まだ続いていた東京五輪の戦い…相手は「カキ」 東京都が億単位のカネを投じて延命する「負の遺産」:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/318118





東京五輪・パラリンピックのボート、カヌー会場として、東京都が300億円をかけて東京湾に新設した「海の森水上競技場(江東区)」。完成後、カキが大量発生し、競技に影響しかねないと都が1億円以上をかけて除去したことで話題となった。
五輪後も活用していく競技場だけに、都は対策を講じると言っていたが…。江戸前のカキ騒動のその後を追うと、今後も対策には莫大な経費がかかることが分かった。
都民にのしかかる負担は、どこまで膨らむのだろうか。(加藤豊大)


◆波対策が裏目、沈む消波装置

海の森水上競技場は、東京湾の埋め立て地にあり、運河を仕切って整備された。湾岸エリアの観光地・お台場から車で10分ほどの距離にある。
ボートやカヌー競技に不向きな強い風や波を受けやすい場所だったため、当初から五輪会場として不安視する声があった。
そのため都は、波を抑える「消波装置」をコースに設置した。表面を覆う細かな編み目によって波の勢いを吸収する仕組みだ。直径60センチ、長さ12メートルの巨大なプラスチック製の筒、計470基が並ぶ。
カキが大量発生したのは、この波対策のために付けた消波装置だった。
海の森水上競技場が完成して間もない2019年夏、消波装置に大量のカキが付着していることが判明した。
重みで消波装置が海中に沈むと、波を抑える効果が薄れてしまう。五輪前に都は消波装置を引き揚げ、1億4000万円をかけて14トンものカキを除去した。

◆報道後も3億円かけ100トン除去

都は、2019年以降も2度にわたって、さらに計17トンのカキを除去。2021年夏の東京五輪は乗り切った。
ただ、カキ問題はこれで終わりではない。

都は、五輪後も4回にわたって計83トンのカキの除去を余儀なくされた。4年前に東京新聞がカキの大量発生を報じた後も、カキの除去に計3億円の経費がかかっていた。
このままだと、またカキが付着してしまう。
海の森水上競技場は、五輪のレガシー(遺産)として、五輪閉幕後も解体せず活用。一般に開放するほか、国際大会や全国大会の誘致を目指していた。
五輪会場の後利用のために、カキ対策は避けては通れなかった。

◆「カバーに効果」でも20年間で14億円

都は2021年7月から専門家を招き、抜本的な対策を検討し始めた。
候補に挙がったのは、
①海水を電気分解して貝の付着を抑える次亜塩素酸を発生させる
②装置にカバーを取り付ける
③定期的に装置をワイヤーで吊り上げる
④消波装置を石積みで下から支える
の4つの案。
5回にわたる検討会議の結果、消波装置にカバーをかけてカキの付着を防ぐのが最も費用対効果が高いと結論付けた。装置の編み目をビニール製のカバーで覆うことで、稚貝をくっつきにくくする狙いだ。
専門家が「最も経済的な案」と判定したカバー案。それでも消波装置のうち316基に付けるとなると、その費用だけで1億5000万円がかかった。
これでカキ対策も万全と思いきや、「カキの発生を完全には防げない」(施設の運営を担当する東京都スポーツ施設部)というのだ。
カキの幼生は肉眼では見られないほど小さく、カバーの隙間から消波装置に付着する可能性が高い。東京都スポーツ施設部の浅田宗(そう)・前施設整備担当課長(3月当時)は「今後も年に1回は装置を陸に引き揚げて清掃する必要がある」と話す。
すでにカキ対策に6億円を投じている都だが、カバーを設置しても2042年までの20年間で計14億円かかるというのだ。

試算額に、浅田課長は「正直、決して小さな額ではない」と認める。「当初想定しなかったカキの大量発生があった中で、健全な競技環境を整えなければならない。必要最低限の費用で、効果的な対策をとるよう知恵を出して努力している」と理解を求める。

◆「負の遺産」強化合宿は今も戸田で

「すごい、そんなにお金がかかるとは…」
カキ除去に14年間で20億円かかるとの都の試算に、埼玉県ボート協会の和田卓理事長は一瞬、言葉を詰まらせた。
和田氏は、海の森水上競技場の建設前から「風や波が強く、競技に不向きだ」と疑問を投げかけてきた。
和田氏の指摘に、「波や風の対策を講じるので問題ない」と言い張ってきたのが東京都だった。その結果、五輪が終わっても莫大な維持コストが都民にのしかかることになった。
和田氏は「当時、懸念していたことが、そっくりそのまま現実になった。競技に適さない場所なのに無理やり作ったツケだ」と憤る。

和田氏によると、海の森水上競技場ができた今も、1964年東京五輪のボート会場だった「戸田漕艇場」(埼玉県戸田市)で強化選手の合宿が行われているという。
都は、海の森水上競技場を戸田漕艇場に代わる新たな「ボートの聖地」にしたい考えだ。しかし、五輪後、海の森が一般開放されても、首都圏の大学や社会人の練習拠点は戸田漕艇場に残ったまま。
和田氏は「海の森水上競技場は、海水なので舟が傷みやすいし、消波装置があっても波が高い。使えない上に、たくさんの税金を垂れ流すだけの負の遺産でしかない」と言い切る。

◆100年前は東京産が全国トップ

カキの産地といえば、広島県や宮城県が有名だが、東京にそのイメージはない。農林水産省の統計では、東京都の養殖カキの収穫量はここ20年ほどゼロが続く。
なぜ大量発生したのか。明確な原因は、都も分からないという。
文献を調べてみると、意外な事実が分かった。
実は古くから、東京湾の台場や葛西、大森周辺には多くの天然ガキがいた。明治期には養殖も盛んになり、昭和初期にかけて、東京都がカキの生産量や金額で全国トップだった時期もあった。

東京都漁連内の団体が1971年に発行した「東京都内湾漁業興亡史」によると、東京都は1905(明治38)年に養殖カキの生産量が全国1位。1926(昭和元)年と1931(昭和6)年には、天然カキの販売金額も、それぞれ全国1位だった。
東京都水産課の担当者は、「隅田川や荒川、江戸川、多摩川をはじめ多くの河川から水が流れ込む東京湾は栄養が豊富で、本来は漁場としての生産性が非常に高い。
高度経済成長期に海面を埋め立て、都市開発を優先して漁業権を廃止するまで、東京都はアサリやハマグリ、ノリなども含めて漁業が盛んでした」と説明する。
漁獲されていなかっただけで、これまでずっと東京湾の至る所にカキは存在していた。
海の人工構造物にすみ付きやすいカキにとって、突如出現した海の森の消波装置は表面の編み目がくっつくのにぴったりだった。

◆新しいご当地グルメに?

今回大量発生したのは、カキの中でもマガキと呼ばれる種類。国内で一般的に流通し、生食やフライ、鍋物などでよく食べられている。
予期せぬ事態を逆手にとって、ご当地グルメとして売り出すことはできないのか。

カキの衛生基準に詳しい、日本牡蠣協会オイスターズジャパンの三村大輔代表(41)は、「健康上の懸念から、難しいでしょう」ときっぱり言う。
「東京湾には水質がきれいで現在も漁業が行われているところもある。あくまでも競技場周辺のエリアの話だが、埋め立てで水質が悪化したことに加え、大雨などでオーバーフローした下水が河川を通じて流れ込むことがあります。病原性大腸菌の数が多く、食用には適しません」
味に関しても、評価は厳しい。
「そもそも国内で流通するマガキはほぼ100パーセント養殖物で、味や形を整えるために生産工程が管理されたもの。カキは海中の浮遊物を取り込むので、そのエリアの海のにおいがそのまま食べたときの香りやにおいになる。佃煮にしたらまだごまかせるかもしれませんが…たぶん、おいしくないですよ」



海の森水上競技場 東京五輪・パラリンピックの競技会場として新設された都の恒久施設の一つ。招致時に69億円とされた整備費は計画段階で491億円に高騰。小池百合子知事が見直しを表明し、宮城県の長沼ボート場を会場とする案なども一時検討された。最終的には308億円かけて、2019年5月に完成した。東京五輪後も解体せず、2022年4月から一般開放されている。



【関連記事】「予想外」のカキ大量付着に対策も手探り 五輪会場の消波装置めぐり都が困惑
https://www.tokyo-np.co.jp/article/77479

【関連記事】「遺産」に見合った経費ですむのか…新設した都の6施設で年間7億3000万円の持ち出し<検証・東京五輪>
https://www.tokyo-np.co.jp/article/136414


名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.