権力は移ろう。 （谷間の百合） - 七転八起Shichitenhakki

2025/01/05 (Sun) 15:18:24

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やはり石破総理は訪米しませんでした。
トランプが会ってもいいと言ったのは、会見で記者の質問に答えて言った言葉であり、そんな言葉に飛びつくマスコミ人の軽佻浮薄が本当に厭わしい。

あらためて、石破さんが総理になったことが奇跡のように思えます。
あのとき、決戦会場で何が起きたのでしょう。
岸田さんが高市に入れるなと言ったということですが、わたしにはそれが効を奏したとは思いません。

多くの議員が安倍さんの死で安倍政治の時代が終わったことを感じたのではないでしょうか。
いま高市さんは「一からの出直し」と言い、西村さんは総理を諦めていないと言っていますが、その声のなんと弱弱しいことでしょう。
わたしはかれらが再び浮上することはないと思っています。
権力は移っていくものだからです。

韓国のクーデターは、英米のDSが仕掛けたものだと思います。
韓国内の親中、親北勢力を一掃しようとしたのかなと。

前文在寅大統領は親中だと言われていますが、人は「親中」ということを誤解していませんか。
国益を第一に考えることも「親中」なら、無定見に媚びることも「親中」です。
日本ではほとんどが後者の解釈です。
アメリカのポチになっている人間が、中国と友好な関係を築こうとする人にそう言って非難するのです。

韓国が、日本もそうですが、この先中国との交易無くして生きていけるのでしょうか。
それをまず考えるべきではありませんか。
隣の大国中国を敵に回すことのデメリットは計り知れません。
そのデメリットなど考えたこともない人間が中国との戦争を期待し、しかもそれを「日本を守る」ためと称しているのです。

中国との関係を見直すと言っている石破政権に、これから米英のDSは何を仕掛けてくるでしょう。
「只ではすまない」という思いが突き上げてきます。

外交は難しい。
わたしたちにはその難しさへの理解が欠けていました。
一つの例ですが、総理がゼレンスキーとの電話会談で、「ウクライナと共にあるとの日本の姿勢は不変だ」と言った言葉は、従来なら余りいい気がしなかったと思うのですが、これがバランス外交であり、外交辞令だと思えるようになったのはわたしにとっては大きな進歩でした。