日本政府は中国と台湾のどちらをとるのか。 （谷間の百合） - 七転八起 Shichitenhakki

2025/07/13 (Sun) 22:22:21

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石破総理が、千葉の船橋での街頭演説でトランプの関税について「国益を賭けた戦いだ、舐められて溜まるか、たとえ同盟国であっても正々堂々と言わなければならない。守るべきものは守る。」と言ったそうですが、わたしはついに本性と言うか本音が出たなと思いました。
と同時に怖くなりました。

対米自立はわたしの長年の悲願ですが、冷静な話し合いによって実現されなければ意味がありません。
わたしは、どんな相手であっても礼を尽くし節度が守られなければならないと思っています。
それを、なんですか、舐められてたまるかと。
これが一国の総理が公衆の面前で言うことでしょうか。

ルビオ国見長官に好感と幾ばくかの信頼が持てるのは、その冷静沈着さが、トランプの暴走を止めてくれると思うからです。
石破さんはトランプの暴走に感化されたのかもしれません。
それに、あの発言を可能にしたのが、自民党が反トランプで、マスコミのせいで国民までがそうなっていることではないかと思いました。
今までのようなアメリカべったりの自民党ではゼッタイに言えなかったことですから。

ルビオ長官は、王毅外相に「アメリカはアメリカの国益を促進し、アメリカ国民を第一に考える米中関係を追及する」と言ったのですが、石破総理もこういう風に言えば、何の問題もなかったどころか大いに株をあげたのにと思いました。
あれでは、まるでイジメられっ子の逆切れです。

岩屋さんが、王毅さんと会ってし久しぶりの笑顔を見せていました。
なにかありそうです。
急激に中国に傾いていくことに不安です。

関西財界のトップの二人が、中国の招きで今週訪中します。
友好な関係になるのは歓迎ですが、そのことと、移民の受け入れや土地の売買は別のことです。
なんのルールも規制もないことに恐怖さえ覚えます。

中国は、関税の件で、ここぞとばかりに日本に攻勢をかけてきています。
石破さんの発言もそんな中で出てきました。
日本国民は、極端に一方に傾く性格を持っていると言われてきましたが、その再現は見たくありません。

トランプの被害者意識は日本にも向けられました。
まるでアメリカは損ばかりしているような口ぶりです。
でも、日本は米国債の最大保有国であり、武器の輸入もそうでしょう。

アメリカは、国連を初め国際機関への分担金がダントツに多いのですが、そのおかげで、力を誇示できたのではありませんか、
世界で好き放題できたのもそうです。
トランプの強いアメリカ、偉大なアメリカはまた別なのでしょうか。

アメリカにとってブリックスの台頭は脅威以外のなにものでもないでしょう。
まして、ブリックスの基軸通貨の噂には、夜も眠れないくくらいではないでしょうか。
もう、アメリカは終わっているのだと思います。
トランプのせいではなく、悪事の清算のときが来たのだと思います。

しかし、日本にとっても中国は脅威なのです。
その脅威を取り除くためにも、ロシアとの関係修復が待たれます。
緩衝財のような中和剤のような役回りをロシアがしてくれるかもしれないからです。
ぜひ、お願いしたい。

理解に苦しむのは、中国へ傾斜する一方で、台湾との関係も深めていることです。
日本の中で、中国と台湾の暗闘が繰り広げられているみたいです。

きのう、車で走っていたら、「幸福の科学」の
「台湾を二度と見捨てない、いまこそ日台同盟を」というポスターが目に入りました。
何で宗教団体がと思いました。
日本政府はどっちにもいい顔をしているのでしょうか。
それがどれだけの混乱と悲劇をもたらすかは想像もできないのです。