アメリカを怒らせた。 （谷間の百合） - 七転八起 Shichitenhakki

2025/07/14 (Mon) 22:12:13

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１９日のアメリカナショナルディに合わせてベッセント財務長官一行が万博会場を訪れるそうです。
急に決まったことのようです。

けさ、衝撃を受けたのが、米国防省ナンバー３のコルビー次官が、台湾有事での日本の関与を要求したという英紙の報道でした。
こういうことが立て続けに起きるというのは、石破総理の発言がきっかけになったと思うしかありません。
それ以前から、アメリカは石破内閣が中国に傾斜していることに神経を尖らせていたのでしょうが、やはりトリガーになったのは石破さんの「舐められてたまるか」の一言だったのではないでしょうか。
その発言にトランプ政権の面々が色めき立ち、日本許すまじとなったのは容易に想像できることです。

トランプは台湾有事については言葉を濁していたように思うのですが、その気持ちを吹っ切らせたのが総理のあの発言だったのかもしれません。

米中は裏で繋がっているということはよく聞きますが、日本と同じで政府内に親中の人間がいるという程度のことなのかもしれません。
とにかく、アメリカの基本政策は日中を分断し対立させることにあります。
そうして緊張状態を作っておくことが何より国益に叶うのです。
軍産複合体がそれで食べていけるからです。

日本の政府の常套句のような、周辺の環境が厳しさを増してきたというのは、アメリカに言わされているようなものです。

次官は日本だけでなくオーストラリアにも同じことを要求しました。
過日はオーストラリアもNATO首脳会議を欠席しましたが、（NATOでないので当然です）そういうところから、オーカスやクアッドのタガが緩んできたのを感じたのかもしれません。

アメリカは関税で多くの国を敵に回しましたが、いざというときにだれがアメリカを助けるのでしょう。
最後に残った日本まで敵に回して、まだ恫喝すれば何とかなると思っているのでしょうか。

台湾有事がなぜ日本有事になるのですか。
かっての宗主国だからですか。
日本の政治家もそれを嵩にきて偉そうに干渉するのでしょうか。
見苦しい。

中国と真に友好な関係を築くのなら、台湾侵攻をしないという一札をとってほしい。
しかし、そもそも中国には台湾へ武力侵攻するつもりはないということです。
そういうフリをしているだけだなのかも。
アメリカを安心させるために？

どうか、台湾有事に騙されないでください。
戦争屋を喜ばせないでください。

アメリカは焦っています。
自ら招いたことですが、世界がアメリカにソッポを向けだしました。
日本もそうなるかもという焦燥感、危機感が、このベッセント長官の訪日であり、国防省次官の発言に表れているように思います。

「いつまでもあると思うな親と金」と言いますが、今まではアメリカが日本の親でしたが、逆転したようです、
今ならさしずめ「いつまでも通用すると思うな恫喝外交」というところでしょうか。
恫喝が有効なのは力が背景にあるからですが、もうアメリカにはかっての力はありません。
お金もないそうではありませんか。
しかし、だから安心とはならないのです。
かえって危険なのです。

もしかして、日本のどこかに埋設されているというマルウエアを発動させることも考えている？
アメリカがどういうことを日本に仕掛けてくるか、一瞬も目が離せません。