【政界地獄耳】高市主導“暴挙”続く　存在感ない鈴木俊一幹事長…首相しゃべり過ぎ（日ス - 七転八起 Shichitenhakki

2025/12/02 (Tue) 15:03:06

【政界地獄耳】高市早苗主導の“暴挙”続く　存在感ない鈴木俊一幹事長…首相しゃべり過ぎでは（日刊スポーツ）
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★政権発足から1カ月半になろうとしているが、あまりにも首相・高市早苗主導の“暴挙”が続く。官僚、財界、マーケットはその一挙手一投足に注目し、警戒を怠らない。「不安なのは外交だけではない。年内最後の日銀金融政策決定会合は17、18日の2日。それまでに首相がマーケットに影響を与える発言があると心配だ。首相の大盤振る舞いの担保が見えず補正予算も本予算も穴だらけだ」（政界関係者）。それでいて支持率高止まりの現象は自民党内でも理解に苦しむ。

★この勢いで解散をという党内の声はあるものの「まずは安定政権にしないと。つまり本予算を成立させてからでないとそういう議論は意味がない」（自民党官僚経験者）。中堅議員が言う。「それでいて首相は寝る暇なく夜の会合も出ず、ひたすら働いているというが、大先輩に失礼だが、そこで首相の代理を務めたり、弾よけになったりするのが幹事長ではないのか」と存在感のない鈴木俊一幹事長に苦言も出る。

★義兄、党副総裁・麻生太郎の派閥の後継者として、父は元首相・鈴木善幸。岸田内閣で3年間財務相を、石破政権では2度目となる党総務会長と相次いで要職に就き、ついに幹事長に。維新を飛び出した「改革の会」が自民党会派入りを果たし、衆院では過半数を保持した。失言の多い首相に比べ地味だが無駄な発言は一切ない。11月28日の「改革の会」が自民党会派入りでのぶら下がりでもはしゃがない。経緯を聞いても「首班指名にご協力いただきましたから、感謝の気持ちというのは伝えておりましたし、継続してそういう接触をしてきたということで、そういうことで今日に至った」と無駄がない。維新に言ってあるのかの問いには「事前に報告はしております」。維新からは何かあったかには「特にありませんでした」。この時代にはあまりにもそっけない応答だが、政治家が何でもかんでもSNSに内情を説明するのに慣れただけで本来はそれでいいのではないか。物足りないのではなく必要な報告をするに特化した対応を「昭和」というならそうかもしれないが令和の首相がしゃべり過ぎなだけではないのか。（K）※敬称略